30歳素人童貞彼女募集しております

30歳の素人童貞の自分が彼女をつくる。このままだと一生孤独だよ。それは嫌。

宮沢賢治の「雪渡り」を読んだよ。

もうおっさんなのに教養がないなってことで教養を身に着けようってことで本を読み始めました。手始めに何がいいかなと。あまり活字に最近触れていなかったのでまずは小説じゃないかと。今だったら村上春樹さんの騎士団長殺しなのかなとも思ったのですが、それってミーハーじゃない。ハードカバーで重いし高いし。じゃあ何を読もうかと、あ、宮沢賢治

読んだことないんですよ。宮沢賢治。あんなに有名なのに初めて読む宮沢賢治。そんな感じで今年度1冊目の本は宮沢賢治風の又三郎に決定。

 

風の又三郎のなかの18編入っている中の「雪渡り」を出勤中に読みました。

 

宮沢賢治さんの事を全く知らなかったので、読み始めて驚いたのですが、童話なんですね。なので、この「雪渡り」も内容としてはとても平易な読み物でした。昔の言葉なのか地方の訛りをそのまま書いているのかの影響でところどころ言葉として理解できないものもありましたが、全体通して、童話ってこんな感じだったなと思えるものでした。

 

いいなっと感じたのは、読んでいると自然と情景が浮かんでくること。これはどこの表現が秀逸だからという事ではなく全体を通じて自然と雪国で子供と狐の交流をイメージすることができました。

童話自体絵本以外で読んだことがなかったので新鮮でした。

ただ訛りや昔のかな使い、句読点の位置などが読みづらいなと。現代語かつ標準語に直してしまうとやはり雰囲気壊してしまって今日感じた情景は薄まってしまうんですかね。現代語、標準語になったものもあれば読んでみたいなーと。

 

そうそう彼女さんを募集しております。

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