高校時代友達がいなくてその後も人とのコミュニケーションが上手い事できなかった自分が参考にした芸人さん。

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高校のころ友達が全くいませんでした。

高校に上がるまででも、片手で数えることができるくらいの人数しか友達がいなかったそんな私です。

中学までは学区が小学校から同じなので話すことが苦手でもなんとかなったんです。

ずっと関係性が続いているから。

でも、高校は仲のいい人が全くいない学校に進学してしまったんですよ。勉強していなかったせいで。

そんなんなんで、高校の時は同世代とほぼ話すことがなく、友達はいないけど学校にかよっている状態なので暇なときは寝ていました。1日16時間は平気で寝ていました。

そんなほぼ寝るだけで過ごした高校生活が終わり、なぜか進学、上京をして一人暮らしを始めるわけです。

誰とも会話のない生活

上京して一人暮らしをはじめると、家にいても家族がいないわけです。あたりまえですが。そうすると、家族だけが唯一の話し相手だった私はもう会話のない生活が続いていくわけです。

学校にいっても丸3年ほぼ同世代と話すことのない生活をおくっていた人間が友達をつくれることもなく、ただ一人で過ごす。

高校生活で独りでいることになれてしまっていたので、正直そこまで苦痛ではありませんでした。

そんな生活を1月続けていたのですが、気が付いたんです。生活費がない。そう、仕送りがない家だったので、アルバイトをしないと生活ができないんです。

アルバイトをはじめよう、電話で声が震えるけどね

気が付いたらもう早く行動しないと生活が立ち行かなくなるので、駅までタウンワークを取りに行き、早速近所の募集のかかっている所に電話。

あれ、他人と話すの怖い。そりゃ何年もまともに話してないもんなー。電話で声は震えるは面接で説教されるはでしたが、何とかアルバイトは決まりました。

決めたアルバイトは何年もまともに他人と話したことがないのに飲食店、しかもホール。なんで。なんでってご飯がタダで食べれてなおかつ重いもの持たなくてよかったからという安易な理由と、そこ以外落とされたから。

休みたいときに休めない

それでアルバイトを始めたんですよ。なんだかんだ接客っていっても、上手な人は別として、人間版の券売機だとおもってやっていればお客さんに対しては問題ないんですよ。そんなに接客に期待されるお店でもありませんでしたし。

問題なのはバイト間の会話、これも初めは挨拶と、御礼、謝罪ができればどうでもいいやって思っていたのですが、バイト同士で話せていないといざシフトが入っている日にどうしても休みたいってなった時に代わってもらえないんですよ。

正確にはその会話に持っていけないっていう。

友達いないんだから休みたい日なんてないだろって。あるんですよ、風邪ひいたりとか一応人間なもんで。

じゃあどうすのって考えたときに、手始めに会話の本を読みました。

挨拶をしましょう。相手の変化に気づきましょう。相手を褒めましょう。世間話をしましょう。

え、その後が続かないんですけど。

これは役に立たない。

そんなときに「爆笑オンエアバトル」でノンスタイルさんが漫才をやっていたんですよ。井上さんのイキリ漫才のころ。

そこで見た石田さんの井上さんに対しての話のすかし方、自虐の仕方。これじゃないですか。話をただ聞くんだといつも盛り上がらない、でも、石田さんのすかし方だったりだと突っ込みやすいんじゃないのかと。ただ会話をするより間違ってる部分を訂正するだけでいいので相手は楽じゃないですか。これだこれ、という事で何回も繰り返し見て、ある程度できるって感じたら。バイトを変えました。

今まで話もほとんどしなかった奴が急に話し始めると変なので、環境を変えてゼロから石田式を試してみました。

そこで試してみたら、見事失敗しました。石田式を意識しすぎて普通の会話ができなかったんです。ただのうざいやつになりました。

もう一度、バイトをかえそこでは普通の会話意識しつつでちょこちょこ出していく形にしていったら普通に会話できるようになり、休みたいときに休む相談ができるようになりましたとさ。

その後普通に友達もできました。

石田さんありがとう。

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