椿山荘で蛍を見たよ。そう一人で。豊かさってなんだろうって。
6月は梅雨の時期ですね。梅雨の時期から出てくる虫と言えば蛍じゃないですか。
蛍なんて昔田舎の方で見て以来見ていませんでした。
そんな中先週池袋で友人と飲みに行くことになった時にふとスマホで東京で蛍見れるところあるのかなーなんて調べたら「椿山荘」ってでてきて、どっかのホテルかー、しかも早稲田の方だから池袋から近いなーと。調べたら蛍が出るのは20時ころから、友人との飲みの開始時間は21時からだったので頑張れば行けるじゃんと。じゃあ向かおうと。
意気揚々と「椿山荘」に向かいました。
そして「椿山荘」につきました。
「つばきやまそう」だと思い歩いて行って着いたのは「ちんざんそう」これがあの有名な「ちんざんそう」なのかと自分の無知を恥じつつ、蛍が出るのは中庭とのことだったのですが、今後椿山荘なんて人生で行くことがあるのかな?と。
いかない可能性高い。よしじゃあホテル内も歩き回ろうとおっさん、ホテル内徘徊しました。
レストランを見て価格に驚愕し、展示してあるものの価格にまた驚愕。もう階層が違いますね。異次元空間でした。その異次元空間にテンションが上がったのち、中庭へ。
中庭目指したのが19時半でしたのでまだ蛍が出るまでに時間あるなーなんてのんびり考えながら中庭に出たら、人だらけ。まー東京で蛍なんて珍しいもんね、仕方ないかーと。そんな風に中庭歩いていたらもう蛍が出ているらしいのですが、正直見れるポイントが3つくらいしかなく、これペットショップの方が蛍いるんじゃないのってほどの数でした。そして見れるポイントはどこも人、人、人。私自身が蛍見に行ってるくせに蛍そんなに見たい?とそんな風に思う程でした。
地元で見た蛍は皆のんびり座りながら見ていた記憶があったのに、椿山荘では子供が早く帰ろうとの声に対して親がやっと見られたのにと怒っていたり。一番蛍が見えるビオトープという場所は私は並ぶの断念しましたが、たぶん下手すると1時間くらい並ばないと蛍見えません。帰りにちらっとその場所の近く通りましたが、一畳程度のガラスの先に数匹の蛍が光っているだけって言う。雰囲気もなにもないホタル観賞だなーと。
椿山荘を出た後にあんなに並んでがやがやうるさい場所で見る蛍はなんだか味気なくて、正直なんだかなーと。お子さん連れもいたので情操教育だって方もいたのかもしれませんが、忙しないなと。
車がないと何もできなくて多少の不便がある地方でのんびりと蛍を見るのと、東京でいろいろある中の娯楽の一つとしての蛍観賞で忙しなく蛍を見るのとどっちが豊かなんだろうと無駄なこと考えながら飲みに向かいました。
まー、私自身が東京に住んでいるので東京は豊かじゃないという事じゃなくて、もっとゆっくりと何かを楽しむこともいいよなーって話でした。
この辺の感覚が合うという事がもしかしたら相性がいいってことなのかもしれないですね。
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